分類なし
過食症の対人関係療法での問題領域の考え方
(2015.08.24更新)
水島先生は『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』の中で
なお、摂食障害に対する実際の治療でもっとも多く出会うのは「対人関係上の役割をめぐる不和」、次に多いのが「役割の変化」です。
残りの二つはぐっ… ▼続きを読む
食の本質と対人関係療法
(2015.08.17更新)
ミネソタ大学のノイマーク-スタイナー博士は、週に5回以上、家族と食事をする習慣のある青年期女子は5年後の食行動異常の発症が優位に少なかった、と論文で報告されていました。
面白いことに、家族と食事をする… ▼続きを読む
過食症の対人関係療法に「自覚の力」を応用する
(2015.08.10更新)
『対人関係療法での感情とのつきあい方』でマーク・エプスタインの本から引用し、「なじみのあるひどく不快な感覚」とともにいても同一化することなく、過ぎ去るのを見守るだけの「自覚の強さ(アウェアネス)」が「… ▼続きを読む
対人関係療法での感情とのつきあい方
(2015.08.03更新)
感情調節は、人が感情に耐え、それに気づき、言葉にして表し、感情を適応的に使うことによって、苦痛を調節し、要求を満たし目標へと近づく能力である。
グリーンバーグ『エモーション・フォーカスト・セラピー入門… ▼続きを読む
対人関係療法で取り組む自分との向き合い方
(2015.07.27更新)
対人関係療法による治療も終盤に入ってくると、「ストレスはないはずなんですけど、過食が止まらないんです。」とおっしゃる患者さんが、かなりいらっしゃいます。
ストレスには、出来事などの外側のストレスと、そ… ▼続きを読む
摂食障害と感情の自己コントロール
(2015.07.21更新)
対人関係療法による摂食障害の治療では、
○自分の気持ちをよく振り返り、言葉にしてみる
という「自分の感情と向き合うこと」からスタートしますよね。
感情とは、いわば「自己の内なる他者」であり、自分の… ▼続きを読む
過食の意味と「傷つき体験(プチ・トラウマ)」からの回復
(2015.07.13更新)
自己主張が出来ないため、常に自分が我慢を抱え込むという形になる。 他者から搾取されていると感じても断れず、常に我慢をして外向きの顔で暮らしているため、本人の負担感は大きい。 そこにたまった負の感… ▼続きを読む
「過食症」の不安に向き合う
(2015.07.06更新)
「拒食症」に限らず「過食症」でも、「それまでのやり方が通用しなくなった状況」や、「足下がすくわれる」体験で発症することが多いのです。
それまでのやり方が通用しないために「藁にもすがる思い… ▼続きを読む
「過食症」の「傷つき体験(プチ・トラウマ)」を対人関係療法でなおす
(2015.06.29更新)
過食症の対人関係療法で取り組んでいく課題は
○自分の気持ちをよく振り返り、言葉にしてみる ○自分のまわりの状況に変化を起こすよう試みる
というシンプルなものです。
つまり
過食を治していくため… ▼続きを読む
「傷つき体験(プチ・トラウマ)」としての「過食症」
(2015.06.22更新)
磯野真穂・著『なぜふつうに食べられないのか』に
彼女たちがうまく食べられなくなったきっかけは、いじめ、身体への揶揄・友人・家族関係のいざこざなど、人々とのつながりの間に生じた亀裂であった。
その亀裂… ▼続きを読む