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通院治療

当院では、心の治療経験豊富な医師による通院治療を基本としております。

おもに薬物療法と環境調整を行いながら、少しずつ関わりの中で心理的な治療を積み重ねていきます。

ここでは治療の流れや考え方について、ご紹介させていただきます。

目次

環境調整

治療をすすめていくことで良い方向につながる環境を作っていく必要があります。

このため治療しても悪循環が続く場合やその可能性が高い場合は、休職や休学、もしくは周囲の配慮が必要となります。

診断書や相談などによって、治療環境を調整していくことも重要な治療になります。

薬物療法

薬物療法は薬を用いた治療法で、こころの病気を治療する上で最も基本となるものです。

薬には現在お困りの症状を改善するだけでなく、症状の再発を予防する目的あります。

一つの薬で症状の改善と再発予防の作用を兼ねているものが多いため、症状が良くなったからと自己判断で薬をやめると再発につながりやすいので注意が必要です。

こころの病気の多くは再発性があるため、症状が改善された後も薬を飲み続けることが大切です。

通院治療のイメージ

それでは心療内科や精神科での通院治療のイメージをご紹介していきます。

大きな流れを理解していただき、ひとつずつステップアップしていくことで本来の生活を回復していきます。

そして病気の経験が、より良い人生につながることを目指していきます。

まずは治療環境を整理

本人の意向を踏まえながら、まずは状態をみて治療環境を整える必要があります。

必要に応じて診断書でサポートしながら、社会生活と治療のバランスを決めていきます。

休む場合もそうでない場合も、オンオフをしっかりとつけて、しっかりとオフがとれるようになることが重要です。

次に状態の回復を目指す

病気へのアプローチ方法として、症状を適切にコントロールするための薬物治療はとても有効です。

その一方で、薬の効きが悪い方や副作用がつらい方など、お薬への反応は患者さんによって様々です。

お薬による治療に限界を感じてしまうこともあるのも事実です。ですが総合的にみて、薬物療法が重要な治療方法であると考えています。

どうしても薬の治療に抵抗があったり、副作用で薬が難しい場合は、最近ではTMS治療など新しい治療も登場しています。

少しずつ要因に向き合って心理療法を

落ち着いてくると、少しずつ自分を見つめていく余裕が生まれてきます。

今後の再発を防ぐためにも、自分を内省しつつ心理療法を行っていくのも必要です。

じっくりと取り組む必要があるときは、カウンセリングなども併用していきます。

主治医を決めることの大切さ

心の病気では、担当医制で治療していくことが非常に大切です。

毎回同じ医師が患者さんを診察し、症状の経過や日常生活の様子などを一貫して一人の医師が診ていくことが望ましいです。

初診ですべてが分かるわけではなく、診察を重ねながら理解できてくることも少なくありません。

継続的な治療の大切さ

心の病気では、コツコツと継続して治療することが大切です。

そのために忙しい方でも、しっかりと治療を続けていくことができる環境を整えていきたいと考えています。

主治医制を基本にしながら、どうしても都合がつかなかった場合には、ほかの医師がバックアップをしていきます。

主治医交代となる場合は、しっかりと院内で引き継ぎを行っていきます。

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