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愛着の形成プロセスとその障害 (2014.03.10更新)
乳児期には母に包まれた世界の中で過ごし、乳児の生まれ持った「気質」の上に母親から心象がコピーされ「性格・性質」が形成されてきます。(『愛着スタイルと社会適応』参照)   幼児は1歳半〜2歳前… ▼続きを読む

治療準備性とモチベーション (2014.03.03更新)
三田こころの健康クリニックでは対人関係療法による治療を希望される方に、初診の前に「診療申し込み票(問診票)」を記入していただいています。 問診票には2種類あって、一つは病気の経過やこれまでの生活歴、… ▼続きを読む

アレキシサイミアと情動対処行動〜多衝動型過食症 (2014.02.24更新)
感情の言語化障害と位置づけられるアレキシサイミアは、摂食障害や発達障害などの精神疾患だけでなく、一般人にもみられる「性質」と考えられています。 (性質については『摂食障害の愛着(アタッチメント)スタイ… ▼続きを読む

衝動性と強迫性〜摂食障害との関係 (2014.02.17更新)
『過食症と衝動性』で過食症での衝動性は、前頭前野-辺縁系回路の不活性化が関与していることを紹介しました。 前頭葉では、前頭前野眼窩部がとくに衝動性と関連が深く、前頭前野眼窩部に隣接する島皮質前部は、す… ▼続きを読む

情動コントロールと摂食障害 (2014.02.10更新)
最近「愛情飢餓児では、人なつこさと扁桃体の活動が無差別で混乱していた」という論文が出ていました。   生後24ヶ月以降に養子となった施設入所児は、初対面の人など見知らぬ人に対して無差別に抱き… ▼続きを読む

対人関係療法では気分不耐性をどう治療していくか (2014.02.03更新)
そもそも。 『女性の気分変調性障害と愛着との関連性』でふれた「気分不耐性」とは、出来事によって引き起こされた気分や感情(多くの場合はイヤな気分)に対し、その気分を敏感に、あるいは強く感じてしまい耐えら… ▼続きを読む

愛着障害と愛着の世代間伝達 (2014.01.27更新)
成人のアタッチメント(愛着)スタイルは、自分と愛着対象(養育者)との関係に類似した対人関係パターンを再構築するといわれています。   そもそも愛着(アタッチメント)は、個体が危機的状況に接し… ▼続きを読む

摂食障害と気分障害 (2014.01.20更新)
摂食障害、とくに過食症と気分障害が併存することはよく知られています。 とくに慢性うつ病性障害(気分変調性障害)や双極性障害では、うつ状態が強くなったときに過食が起きやすくなります。しかし、「非定型の… ▼続きを読む

摂食障害とパーソナリティタイプ別の取り組み方 (2014.01.14更新)
摂食障害の人のパーソナリティタイプには 完璧主義型:強迫性パーソナリティ 感情抑制型:回避性パーソナリティ 感情不耐型:情緒不安定性パーソナリティ が知られています。 摂食障害でも典型例(中核… ▼続きを読む

摂食障害(過食症)の病期の判断と治療 (2014.01.06更新)
寒くなったこの時期は基礎代謝が上がり、身体がエネルギーを貯蓄しようとして活動量も減少するため、ダイエットが頓挫し、過食が起きやすくなります。 11月前後とお正月前後に過食が起きやすく、食べることを止め… ▼続きを読む

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