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摂食障害の精緻な診断は治療効果に結びつく
(2015.02.23更新)
摂食障害でいう「過食/むちゃ食い」は、「binge eating(bingeはどんちゃん騒ぎの意)」で、短時間(2時間以内)に普通の人が食べる以上の大量の食物を食べつくす状態であり、さらに早食いである… ▼続きを読む
摂食障害と衝動性と病状の推移
(2015.02.16更新)
摂食障害では、むしろ強迫的な色彩の強い「過食を伴わない拒食症/神経性やせ症」から、「過食を伴う拒食症/神経性過食症」に、さらには「嘔吐を伴う過食症/神経性過食症」や、排出行動の見られない「過食性障害」… ▼続きを読む
摂食障害と強迫性障害の関係
(2015.02.09更新)
摂食障害のうち、「むちゃ食い障害/過食性障害」を除けば、摂食障害の食行動異常の背景には、体重や体型、あるいは食事に対するコントロールへのとらわれとしての「肥満恐怖」(恐怖症的回避行動)、体重や体型に対… ▼続きを読む
過食や過食嘔吐はクセ(習慣)になるのか?
(2015.02.02更新)
過食や過食嘔吐がクセ(習慣)になるとは、どういうことでしょうか。
摂食障害では中核の精神病理である「やせ願望(自己評価が体重や体型の影響を強く受けている状態)」や「肥満恐怖(体重や体… ▼続きを読む
拒食を伴う摂食障害と発達障害の関係
(2015.01.26更新)
食事量を制限したりや過食がコントロールできないなど、食行動の異常があれば、摂食障害と診断されることが多いのですが、タイプや患者背景によって対応や治療方針が異なってきますよね。
たとえば、… ▼続きを読む
摂食障害の経過と予後
(2015.01.19更新)
フェアバーンらは、過食症に対する対人関係療法での治療直後の寛解率が30~40%、治療終結6年後の寛解率が70%と報告しています。
ある論文で、摂食障害を比較的診ていらっしゃる一般精神科ク… ▼続きを読む
摂食障害は入院すれば治る?
(2015.01.12更新)
三田こころの健康クリニックで患者さんから聞いた話では、ある大学病院で「そのうちに治る」と言われたり、某クリニックでは「ただのクセじゃないの?」と言われたり、ひどいところでは「摂食障害は治りません!」と… ▼続きを読む
摂食障害の個人的要因
(2015.01.05更新)
摂食障害の治療では、標準的な治療方針を定型化することが難しく、個別性が重視されることが知られています。
ある学会の抄録で摂食障害をまとめてみると、摂食障害患者の「個人要因」として
・低い自己肯定感や… ▼続きを読む
最近の摂食障害
(2014.12.22更新)
最近では、摂食障害の対人関係療法による治療を希望され、三田こころの健康クリニックを受診される人たちの傾向が、ずいぶん変わってきたという印象を持っています。
ダイエットをきっかけにBMI: 18を割り込… ▼続きを読む
対人関係療法でみていく「元々、どんな人だったのか?」
(2014.12.15更新)
「生活史をくわしくとるな。それはわかってもどうせ変わらないのだから。」
という言葉を発する精神科医の存在に、吉松先生は嘆き失望されたことが論文に書かれていました。
水島先生も
IP… ▼続きを読む