ブログ
青年期から成人期の過食や過食嘔吐の治療
(2019.11.21更新)
思春期・青年期の発達課題は「アイデンティティ(自我同一性)」の確立と言われます。
自分自身との関係、二者関係、集団や社会との関係の、自己固有性を確立していく時期です。
18歳未満の神経… ▼続きを読む
性格と間違われやすい気分変調症の治り方
(2019.11.18更新)
最近の脳科学の研究では、うつや不安の状態では、認知制御ネットワークに含まれる左背外側前頭前野の活動が低下していることが示されています。
これが「思考を現実と思い込む(心的等価モード)」状態にかかわって… ▼続きを読む
性格と間違われやすい気分変調症が治るということ
(2019.11.14更新)
性格と間違われやすい気分変調症は、不安障害と同じように女性に多い病気です。
気分変調症の有病率は3〜4%で、女性が男性の2倍であるとされています。
対人関係療法による気分変調症の治療を行… ▼続きを読む
過食や過食嘔吐の娘さんへの対応の仕方
(2019.11.11更新)
秋から冬にかけては、過食衝動が起きやすい時期です。
こころの健康クリニックには、娘さんの過食や過食嘔吐、あるいは浪費や買い物依存について、お母さん方が相談にいらっしゃいます。
そしてほとんどのお母さ… ▼続きを読む
双極性障害と診断されていた女性の減薬治療
(2019.11.07更新)
「双極性障害」や「双極II型障害」と診断され、通院されている女性も多いと思います。
私自身も双極II型と診断した女性は何人かいらっしゃいます。私自身が双極II型にもっているイメージと、他の医療機関で診… ▼続きを読む
摂食障害の医療機関の選び方と家族のサポート
(2019.11.05更新)
11月2日3日に開催された第23回日本摂食障害学会学術総会、そして11月4日にはザフラ・クーパー教授の「CBT-Eを実行する:実践家のための1日臨床ワークショップ」に参加してきました。
医学系の学会や… ▼続きを読む
ストレスと適応障害
(2019.10.31更新)
さまざまな心の不調を自覚し、メンタルクリニックを受診したことがある人も多いと思います。
多くの場合、心理士さんからこれまでの経過を聴かれた後、医師の診察は10〜15分です。そこで「抑うつ状態」や「うつ… ▼続きを読む
摂食障害からの回復と自己次元の成長
(2019.10.28更新)
前回の『摂食障害の部分(エド)との対話』で、非暴力コミュニケーションを使った自己内対話を練習するときの3つのコツを紹介しました。
アサーションや非暴力コミュニケーションを日本語で行うときには、日本語… ▼続きを読む
さまざまな疾患による休職と職場復帰(リワーク)
(2019.10.23更新)
こころの健康クリニック芝大門の復職支援(リワーク)プログラムには、さまざまな診断で休職中の方が参加されています。
休職にいたる疾患は、うつ病・うつ状態、あるいは適応障害(職場の人間関係のストレスも含… ▼続きを読む
摂食障害(エド)との自己内対話
(2019.10.21更新)
こころの健康クリニックでは、対人関係療法による過食・過食嘔吐の治療の一番はじめに、「自分の気持ちをよく振り返る」セルフ・モニタリングの練習をしてもらっていますよね。
しかし多くの患者さんが、考えと気持… ▼続きを読む