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ブログ

愛着トラウマの2つの再演 (2020.08.26更新)
トラウマの文脈で再び犠牲者となることを「リエナクトメント[再演 or 再犠牲者化]」といいます。 幼少期の愛着トラウマが、後の愛着関係においてリエナクトメント[再演]されるのは、関係をメンタライズでき… ▼続きを読む

摂食障害の自己中心性から抜け出す (2020.08.24更新)
先日、対人関係療法による治療の中で、ある患者さんがこうおっしゃいました。 「摂食障害の考えを手放して、自分に優しくしてしまったら、私は手に負えないほど自己中心的でわがままな人間になってしまいそうな気が… ▼続きを読む

父の死  (2020.08.21更新)
私の結婚式の3か月後、父は自ら命を絶ちました。 当時の私は、父を含め家族との関係を整理できていませんでした。突然の父の死により、私は押し寄せてくる哀しみや怒り、罪悪感、自責感など様々な感情で、心がぐち… ▼続きを読む

愛着トラウマと摂食障害の「外傷的絆」 (2020.08.19更新)
『毒親——毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ——』の著者の中野先生は、「つい最近も犯罪心理学者の方が奥様を殺めるというショッキングな事件がありました。(中略)でも、そんな人が、自分の抱えてい… ▼続きを読む

摂食障害思考を信じるか信じないかはあなた次第 (2020.08.17更新)
『摂食障害症状のぶり返しと前に進み続けること』で、症状のぶり返しのときには、自己批判と回避を支える理由づけなどの摂食障害思考が大きくなり、それに呑み込まれてしまいやすいことを、実例を交えて説明しました… ▼続きを読む

家系図  (2020.08.14更新)
ある日、ふと家系図を書いてみようと思いました。大きめの紙を用意して、自分の知る限りのつながりを書いてみました。 私は、幼いころから祖父母や両親から、自分の生い立ちや親や兄弟の話などをよく聞いていました… ▼続きを読む

毒親と心の世代間伝達 (2020.08.12更新)
摂食障害の娘さんをお持ちの両親、とくに母親と娘さんの関係について4月のブログでいろいろ書いてきましたが、世代間伝達に触れないわけにはいきませんね。   「理想の母親」というバンホーテンココア… ▼続きを読む

摂食障害の対人関係療法による治療の特徴 (2020.08.11更新)
2011年に双極II型障害、PTSD、神経性過食症と診断し、神経性過食症を主なターゲットに対人関係療法を行った患者さんがいらっしゃいます。 この患者さんは、うつ状態・拒食症の診断で治療を受けられてい… ▼続きを読む

ダ・ヴィンチのたとえ  (2020.08.07更新)
物心つく前から、父はよく私にこう話していました。 「本当に頭のいい人というのは、勉強だけでなく何でもできる人のことを言う。スポーツも音楽も、美術も何でもできる人が頭のいい人だ。レオナルド・ダ・ヴィン… ▼続きを読む

摂食障害の子をもつ母親のアタッチメント (2020.08.05更新)
母親の精神的ストレス(出生前、遅発性の出産後)が、児の5歳時のアトピー性皮膚炎、7歳時の喘息と関連がみられたとの報告があります。 アタッチメント理論から考えると、母親の心の健康状態が子どもの心身の症状… ▼続きを読む

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