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摂食障害症状のぶり返しと前に進み続けること
(2020.08.03更新)
神経性過食症(過食&嘔吐)や、過食性障害(むちゃ食い)、あるいは排出性障害(自己誘発嘔吐)から回復するプロセスでは、どうしても、進歩が遅く感じられたり、逆に、治療を始める前よりも悪くなっているんじゃな… ▼続きを読む
変化の兆し
(2020.07.31更新)
治療を始めてしばらく経っても、私の過食嘔吐はほとんど変化していませんでした。
過食嘔吐が減らないことで、「全然良くなっていない」と決めつけ、「私は治るんだろうか」という焦りや不安でいっぱいになり、そ… ▼続きを読む
「適応障害」なのに「うつ病」リワーク?
(2020.07.29更新)
復職可能の診断書とともに復職希望願いが提出されると、産業医はその社員さんと面談を行います。
産業医面談では、①生活状況(睡眠・覚醒リズムや食事)が安定しているか、②身体的な負荷や心の負担… ▼続きを読む
気持ちを感じて考えに抵抗してみよう
(2020.07.27更新)
『8つの秘訣ワークブック』では「気持ちというものが、多くの行動の原動力になっていることを踏まえると、気持ちにただ反応するだけでなく、まずその気持ちに気づき、そしてそれを導き、理解し、対処する方法を身に… ▼続きを読む
怒りが教えてくれるもの
(2020.07.24更新)
治療を始める前の私は、イライラすることが多く、些細なことでも怒りが爆発していました。しかも一度怒りが沸き上がるとなかなかその感情を鎮めることができませんでした。例えばこうです。
だいぶ… ▼続きを読む
後医は名医?
(2020.07.22更新)
「後医は名医」ということわざがあります。
患者さんを最初に診療した医師(前医)よりも、後で診療する医師(後医)の方が治療の経過やいろいろな情報がプラスされ、より正確な診断や適切な治療ができるため名医に… ▼続きを読む
「できない」と「しない」:行動主体の取り戻し方
(2020.07.20更新)
『摂食障害から回復するための8つの秘訣』に、「実際に行動できない、あるいは、回復に向けて進んでいけない理由、障害となっているものは何でしょうか」「どうしたら、その障害を克服できるでしょうか」という、「… ▼続きを読む
歩く男Ⅰ
(2020.07.17更新)
私が初めてジャコメッティの「歩く男」を見たのは、確か中学2年のときだったと思います。
実物ではなく、美術の資料集でその写真を目にしました。当時の私には、この「歩く男」が何故か物悲しく、孤… ▼続きを読む
うつ状態や双極性障害と発達障害特性との違い
(2020.07.15更新)
こころの健康クリニックのメンタルヘルス外来や、職場復帰支援プログラム(リワーク)に紹介された方たちの中に、前医で「うつ病」や「抑うつ状態」、あるいは「適応障害」、場合によっては「双極性障害」と診断され… ▼続きを読む
摂食障害からの回復の土台になる規則的な食事の確立
(2020.07.13更新)
こころの健康クリニックで行っている摂食障害の一般外来、対人関係料外来ともに、《BMI: 16.5以上で、3食の食事摂取ができているなど、脳の栄養状態が改善し、[神経認知機能(記憶・注意・遂⾏機能など)… ▼続きを読む