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家族システムと対人関係療法 (2013.07.08更新)
力動的精神療法では、摂食障害患者の内的世界について、「健康な自己」と「病的な自己」があると考えます。 「健康な自己」は「このままではマズい」「なんとかしたい」と現実を判断し回復を希求しますが、「病的な… ▼続きを読む

対人関係療法についての雑感 (2013.07.01更新)
もう一つのブログの『如実知自心』で、『対人関係療法の拡がり』というタイトルで対人関係療法の注意点を書いてみました。 書いていて感じたのは、三田こころの健康クリニックでやっているように初診に90〜120… ▼続きを読む

特定不能の摂食障害 (2013.06.24更新)
摂食障害患者の30〜60%が、「特定不能の摂食障害(ED-NOS)」として知られる「非定型の摂食障害」に該当すると言われています。 ・「やせ願望」はあるが「肥満恐怖」ははっきりしない ・「挫折体験… ▼続きを読む

むちゃ食い症候群 (2013.06.17更新)
そもそも過食と呼ばれる状態は、精神医学的には「むちゃ食い(binge eating)」と呼ばれます。 「むちゃ食い」とは単なる食べ過ぎではなく、大量の食べものを短時間に詰め込むようにして食べてしまうこ… ▼続きを読む

過食嘔吐症候群 (2013.06.10更新)
摂食障害と診断するには単に診断基準の症状を満たすだけでなく、その背景に「肥満恐怖」「やせ願望」という摂食障害に特有の精神病理を認めることが必須になります。 (症状だけで安易に摂食障害と診断されてしまう… ▼続きを読む

肥満恐怖とやせ願望 (2013.06.03更新)
最近は、摂食障害の中でも、過食症に似た食行動や食習慣の異常を呈する例が多くなり、「思春期やせ症」と呼ばれた拒食症・中核群が減っている印象です。 ある報告では、拒食症の発生率は変わっていないけれども、過… ▼続きを読む

気分変調性障害(慢性うつ病性障害)の精神療法2 (2013.05.27更新)
これまでの論文では、認知行動療法は長期化・難治化した思春期のうつ病や、パーソナリティ障害に合併したうつ病、あるいは「慢性うつ病(気分変調性障害)」に対しては、とたんに切れ味が悪くなることが知られていま… ▼続きを読む

気分変調性障害(慢性うつ病性障害)の精神療法1 (2013.05.20更新)
マカロゥが提唱する「認知行動分析システム精神療法(CBASP)」では、治療で扱う問題領域として「対人-社会面での機能」が設定されています。   対人関係療法とオーバーラップする考え方なので、… ▼続きを読む

成人発症の気分変調性障害(慢性うつ病性障害) (2013.05.13更新)
『如実知自心』の「さまざまな「慢性うつ病性障害」3」で、21歳以前に発症する早発型・気分変調性障害は 1.思春期うつ病(気分変調性障害・中核群) 大うつ病エピソードとして発症あるいは、気分変調性障… ▼続きを読む

気分変調性障害(慢性うつ病性障害)とコミュニケーション (2013.05.07更新)
『性格と間違われやすい「慢性のうつ病(気分変調性障害)」について』で、気分変調性障害(慢性うつ病性障害)の患者さんの特徴的なコミュニケーション・スタイルについて 慢性うつ病(気分変調性障害)の人はあ… ▼続きを読む

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