分類なし
摂食障害の鑑別治療学1
(2013.09.17更新)
DSMによる診断基準では、異常な体重減少や食行動の異常など、外から観察出来る現象を列挙してあり、摂食障害の中核的な精神病理である「やせ願望」「肥満恐怖」あるいは、「ボディイメージの障害」などへ触れては… ▼続きを読む
ADHDの食行動異常とクレプトマニア
(2013.09.09更新)
『如実知自心』の「摂食障害と問題行動(万引き)」で、「窃盗癖は衝動性障害として始まり、嗜癖問題として進行する」という赤城高原ホスピタルの竹村先生の論文を引用し、「衝動性や嗜癖としての性格を持つ摂食障害… ▼続きを読む
「回避/制限性食物摂取障害」と子どもの摂食の障害
(2013.09.02更新)
DSM-5では「回避/制限性食物摂取障害」が摂食障害のカテゴリーに入れられました。
もともとは、DSM-IVで「幼児期または小児早期の栄養摂取障害(哺育障害)」とされていたもので、食物摂取の制限や回避… ▼続きを読む
摂食障害といわゆる「発達障害」
(2013.08.26更新)
対人関係やコミュニケーションに偏りがあり、活動と興味が限局し、生きづらさを抱えたアスペルガー症候群や広汎性発達障害など「自閉症スペクトラム障害」や、年齢不相応な不注意や衝動性を抱えた「注意欠陥/多動性… ▼続きを読む
「未熟型うつ病」と「新型うつ」
(2013.08.19更新)
「大うつ病性障害(うつ病)」は、メランコリー親和型といわれる典型的な「古典的うつ病」から時代背景や診断基準とともに変化した「うつ状態」まで多様な病態を含んでいます。
「うつ状態」を呈する… ▼続きを読む
「幻想」と3つの対人関係
(2013.08.12更新)
そもそも。 心をどのようにとらえるかによって、現実のとらえ方も異なってきます。
水島先生は
不安が強いとき、私たちは現実のありのままを経験していません。現実に「不安」という靄(もや)がかかったように… ▼続きを読む
適応障害と気分変調性障害
(2013.08.05更新)
他の医療機関で気分変調性障害(慢性うつ病)と診断されたり、自分でも気分変調性障害ではないかと疑い三田こころの健康クリニックに対人関係療法による治療を申し込まれた人のほとんどが、「適応障害」の診断でした… ▼続きを読む
「新型うつ」と「うつ病」について
(2013.07.29更新)
第10回日本うつ病学会で「いわゆる『新型うつ病』に対する学会見解を目指して」というシンポジウムが開かれました。
いわゆる「新型うつ」あるいは「現代型うつ」は、伝統的なうつ病として知られるメランコリー親… ▼続きを読む
「排出障害」と「夜間摂食症候群」
(2013.07.22更新)
摂食障害は「やせ願望」と「肥満恐怖」という特徴的な精神病理を伴う食行動・食習慣の障害ですが、摂食障害と似たような症状を示しながらも摂食障害と診断されない病態があります。
たとえば『多衝動… ▼続きを読む
愛着障害と対人関係の障害
(2013.07.16更新)
もう一つのブログである『如実知自心』で『愛着障害』を取り上げて以来反応性愛着障害の検索数がすごく多いです。
『愛着障害とは何か?』に書いたように愛着障害とは対人関係における「奇妙な拒絶」もしくは「無分… ▼続きを読む