分類なし
感情を感じてみるということ
(2017.05.22更新)
古典的なメランコリー型のうつ病の治療では、休養と服薬が原則であり、励ましてはいけないという激励禁忌神話が長く信じられてきました。(『激励禁忌神話の終焉』参照)
しかし「苦痛な体験に続いて認められ、この… ▼続きを読む
感情という得体の知れないエイリアン
(2017.05.15更新)
『身体のシグナルを感情として読み解く』で「自己意識が乱れた食行動からの回復の最も大切な鍵」であることを説明しました。
「自己意識」、つまりクロニンジャーの七因子の「自己志向(自己の次元に… ▼続きを読む
身体のシグナルを感情として読み解く
(2017.05.08更新)
うつ病や抑うつ状態、あるいは不安障害の身体症状として、さまざまな自律神経症状が現れることはよく知られていますよね。
身体や生命が脅かされるトラウマでなく、挫折体験や死別体験を含む日常的なプチ・トラウ… ▼続きを読む
気分解消行動としての摂食障害行動
(2017.05.01更新)
新年度の怒濤のような変化から1ヶ月経ち、三田こころの健康クリニック新宿の窓から見える新宿御苑の木々も、新緑が鮮やかです。
摂食障害の人にとっては3月から4月の送別会、歓迎会、お花見といった会食が重なっ… ▼続きを読む
身体の空虚感と心の空腹感
(2017.04.24更新)
『摂食障害から回復するための8つの秘訣』の「秘訣3 食べ物の問題ではありません」には、「摂食障害は特定の食品が問題になるものではなく、食べ物への依存症でもない」と書いてあります。
摂食障害の患者さんに… ▼続きを読む
摂食障害はクセや依存症なのか
(2017.04.17更新)
一般に「過食はストレスの表れ」と理解されていますが、過食症やむちゃ食い症の方は、「過食や過食嘔吐がクセになった」「クセになった過食や過食嘔吐をやめたい」と感じられている方も多いと思います。
過食には、… ▼続きを読む
摂食障害はよい子がなりやすいといわれる理由
(2017.04.10更新)
摂食障害は大人しくて自己主張をしないタイプの「よい子がなりやすい」とよくいわれますよね。
摂食障害で通院中の方や、摂食障害関連のさまざまな本を読まれた方の中には、そういうフレーズを聞いたり読んだりさ… ▼続きを読む
摂食障害の回復プロセス
(2017.04.03更新)
摂食障害からの回復に一番重要なことは、自己肯定感や自尊心を高めるのではなく、「モヤモヤ」としか感じられなかった自分の心の状態の変化に気づいていく「自分との関係を改善する」ことと、考えや感情、情動とどの… ▼続きを読む
摂食障害症状が指し示していること
(2017.03.27更新)
『摂食障害症状に隠された意味を理解する』で、「「無力感」や「不全感」あるいは「空虚感」が、どんな力が必要で、どんな行動をすればよくて、何が足りないのかを指し示してくれていることを理解する必要がある」こ… ▼続きを読む
摂食障害症状に隠された意味を理解する
(2017.03.21更新)
3月から4月にかけての変化の時期は、卒業式、終業式、送別会、お花見、歓迎会、入学式など、何かと会食の機会も多く、摂食障害の患者さんにとっては、会食の場で過食せずにいられるかどうか、新しい環境や対人関係… ▼続きを読む