生野信弘ブログ「聴心記」
人への依存と乱れた食行動への依存(2018.08.06更新)
「先生は摂食障害よりも〔乱れた食行動〕という言い方をよくされますけど、それは『素敵な物語』の影響なのですか?」とある患者さんから聞かれました。
一般に「摂食障害」とは「神経性やせ症(拒食症)」、「神経… ▼続きを読む
摂食障害の背景にある自分と他者へのネグレクト(2018.07.30更新)
「乱れた食行動(食行動障害および摂食障害)」と「不安定な愛着」そして「メンタライジング機能不全」は、〔情緒的苦痛を一人で調整しようとする努力〕という点で密接な関連がありそうです。
拒食、むちゃ食い(過… ▼続きを読む
メンタライジングとアタッチメント関係が摂食障害からの回復の土台になる(2018.07.23更新)
6月まで『人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション』から引用しながら、「嗜癖(アディクション)」と「摂食障害症状」の類似点について解説してきました。
嗜癖(アディクション)は「自己治癒的行動… ▼続きを読む
摂食障害から回復するために自分自身との対人関係に取り組む(2018.07.17更新)
「乱れた食行動(摂食障害症状)」から回復するためには、乱れた食行動(摂食障害症状)が肩代わりしてくれていた「感情を受け入れ、調整し、なだめ、変容する能力」を自分がもらい受け、それを高めていくことが必要… ▼続きを読む
摂食障害からの回復に必要な体験の仕方の選択(2018.07.09更新)
「行動の仕方を改善する(心の状態の変化についての気づき)」に取り組む前に、「考え・感情・情動のコントロールに対する気づき(自分との関係を改善する)」が必要になります。
三田こころの健康クリニック新宿の… ▼続きを読む