生野信弘ブログ「聴心記」
摂食障害の変遷〜過食症(2013.03.11更新)
現在、改訂作業が進んでいるDSM-5では あらたに「むちゃ食い障害(BED)」という診断が 独立して扱われるようになりました。
「むちゃ食い障害(過食性障害:BED)」は むちゃ食い(過食)のエピソー… ▼続きを読む
摂食障害の変遷〜拒食症(2013.03.04更新)
摂食障害の臨床像は、古典的な不食や摂食制限によるやせ中心の神経性無食欲症(拒食症:AN)から、これらに加えて過食や過食嘔吐(過食嘔吐を伴う拒食症:AN-BP、排出型過食症:BN-P)、特定不能の解離性… ▼続きを読む
摂食障害とパーソナリティ(2013.02.25更新)
摂食障害の精神病理については、境界性パーソナリティ障害の合併が多いと言われてきました。 しかし実際は、自己愛パーソナリティ障害と境界性パーソナリティ障害の両方の傾向を持つ特定不能のパーソナリティ障害が… ▼続きを読む
摂食障害と衝動性(2013.02.18更新)
『対人関係療法による摂食障害の治療7~多衝動型過食症』で、摂食障害と衝動性について触れ、衝動性はパーソナリティの問題とされ、境界型パーソナリティ障害と診断されるのではないか、と示唆しました。
例えば、… ▼続きを読む
摂食障害と依存(2013.02.12更新)
『対人関係療法による摂食障害の治療6~過食症の周辺(依存性)』でも触れているように、摂食障害と依存はかなり近い病像を呈します。
たとえば、やせた身体のもつ万能感や賞賛、庇護、過食(気晴らし食い)に伴う… ▼続きを読む