生野信弘ブログ「聴心記」
「複雑性PTSD」と「気分変調症」の不安と抑うつ(2021.02.24更新)
トラウマという言葉は日常用語になっていて、「○○がトラウマになった」とか「子どもの頃のトラウマで…」のように、ショックを受けた出来事(体験)やショックそのもの(衝撃)、それによる現在の影響(反応)を指… ▼続きを読む
「神経症性抑うつ」と「性格と間違われやすい気分変調症」(2021.02.22更新)
年度末が近くなり、春の気配が感じられるようになったこの時期、こころの健康クリニック芝大門のリワークは卒業ラッシュを迎えています。
一方、適応障害の診断で休職し復職したけれども調子が悪い… ▼続きを読む
「何もなかったけれど食べてます」(2021.02.19更新)
「この1週間はどんなことがありましたか?」と伺うと、「特に何もなかったです。」という返事が返ってくることも少なくありません。
けれども、何もなかったから症状も落ち着いていたのかというと、そこは少し違う… ▼続きを読む
複雑性PTSDの臨床2〜フラッシュバックとトラウマ反応(2021.02.17更新)
「極度に脅威的または恐ろしい出来事への、一回または複数回の曝露」であるトラウマ体験は、「このような出来事には、拷問、奴隷制、大虐殺、長期間にわたる家庭内暴力、反復的な小児期の性的または身体的虐待が含ま… ▼続きを読む
摂食障害から回復したい気持ちを保ち続けるために(2021.02.15更新)
「一月往ぬる 二月逃げる 三月去る」という言葉をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。goo辞書には、「正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを、調子よくいったもの」とあります… ▼続きを読む