生野信弘ブログ「聴心記」
愛着トラウマの2つの影響〜2.愛着の障害とADHDの衝動調節の問題(2021.09.29更新)
あるミュージシャンが、ADHD (注意欠如/多動障害)と双極性障害診断されたことで、一時期話題となったことは、皆さんの記憶にも新しいかと思います。
ADHDは、不注意・多動・衝動の3つの… ▼続きを読む
愛着トラウマの2つの影響〜1.複雑性PTSDと発達障害の対人関係の問題(2021.09.27更新)
『愛着関係とメンタライジングによるトラウマ治療』の著者であるアレンは、「愛着トラウマ」について、「第一に、愛着関係において生じるトラウマを指すために使用します。第二に、そのようなトラウマが安定した愛着… ▼続きを読む
トラウマからの回復に必要なメンタライジング能力(2021.09.24更新)
トラウマは、極度のストレス体験そのもの(ストレス因)を指すだけでなく、極端な恐怖感や圧倒された感じ、そして極度の孤立感を体験することによって受ける長期的な悪影響(ストレス反応)だといえますよね。
「複… ▼続きを読む
目的論的モードと被暗示性の亢進(2021.09.21更新)
子どもは、養育者とのやりとりを通して養育者のメンタライジング能力を取込み、それを子ども自身が考える核としていくことで、メンタライジング能力が育っていきます。
子どもがメンタライジング能力… ▼続きを読む
アタッチメントと臨床的な問題(2021.09.15更新)
「ジーナーらは、アタッチメントの問題を適応レベル(レベル1〜5)によって分類し(中略)、現時点で精神学的診断として用いられているのは、ストレス関連障害に含まれるレベル5に相当する反応性アタッチメント… ▼続きを読む