生野信弘ブログ「聴心記」
愛着と対人関係療法(2015.10.19更新)
情動調律してくれる重要な他者がすぐ近くにいて、自分はその人に包まれている、と内在化できることで心の健康やレジリエンス(回復力)が形成されるということがわかっています。 これが愛着(アタッチメント)です… ▼続きを読む
摂食障害と病識(2015.10.13更新)
患者さんから相談されたことがあります。
摂食障害の人は、病気だと思えない人も多いそうですが、私の場合は拒食になってからすぐに病院に行きましたし、嘔吐や嘔吐するための過食は病気だからとめられないとわか… ▼続きを読む
摂食障害の入院治療とトラウマ(2015.10.05更新)
摂食障害(とくに拒食症)の病識の欠如は、治療の動機づけと密接に関係しており、重篤な全身状態の患者さんが低栄養の改善に抵抗を示しても、患者の意思に反した治療治療が必要な場合があることから、拒食症の治療の… ▼続きを読む
摂食障害の病識欠如と治療関連のトラウマ(2015.09.29更新)
神経性やせ症(拒食症)の場合は、自ら痩せを求め、痩せにより達成感や自己コントロール感を得ているため、病気の初期では病識は欠如しています。 そのため自発的に医療機関を受診することは少なく、家族や学校… ▼続きを読む
対人関係療法で「気づき(アウェアネス)」を培う(2015.09.24更新)
アルバイト先で、リーダーにヘンに思われるんじゃないかとすごく気を遣って、アルバイトが終わるとヘトヘトに疲れていました。
帰るときに過食したくなったんですけど、帰ってから母に話を聞いてもらおうと、がま… ▼続きを読む